絶景ナミブ砂漠現地ツアーに必要なこと、反省点をここに全てを書き示す@ナミビア【海外観光情報】

ナミビア 観光情報

こんにちは。

ナミビアの最大の観光「ナミブ砂漠」のツアーに参加しました。この記事では現地ツアー会社の情報と参加したツアーの詳細、ツアーを申し込むときの注意点をお伝えします。(2016年9月頃の情報です)

※N$=ナミビアドル

 

ナミブ砂漠へ行く手段

ナミビアの最大の観光スポットと言えばナミブ砂漠だと思います。砂漠へ行くにはツアーもしくはレンタカーを借りて自力で行く方法が一般的です。

ツアーは現地ツアー会社に直接申し込んでドライバーとガイドを雇い、数泊かけて砂漠とそれ以外のナミビア観光スポットを周ってウィントフックに戻ってきます。ツアー日程などはカスタマイズ可能です。
レンタカーを借りた場合は、すべて自分で計画して好きな場所を周ることができます。人数を集めればガイドやドライバーが居ない分費用は安くあげることが出来るでしょう。

 

レンタカーは安全運転で

ナミビアをレンタカーで周る方は「交通事故」に要注意です。私もナミビアでレンタカーを借りて周っていた人が事故を起こしたという話をよく聞きました。実際にレンタカーを借りた旅行者が事故を起こすことが多いようです。その中には日本人の死亡事故もありました。ツアーで見た感じですが、ナミビアの道は砂利道で舗装されていないこと多く、タイヤを取られたりなどで事故につながるのではないでしょうか?

レンタカーで周る場合には保険には必ず入り、安全運転を心がけましょう。

 

現地ツアー会社

私はウィントフックで3泊4日のプランで現地ツアーに申し込みました(ツアー内容は後述します)。3軒のツアー会社の話を聞いて回り、まともに取り合ってくれて、一番安いところに決めました(つもりでした…)。ツアー参加人数は7人です。

Windhoek Airport Transfers, Tours & Rentals

行きたいところを伝えると、数時間後にメールで見積もりを送ってくれました。対応はすごく早かったですが、価格が少し高い印象でした。

Document
  • ツアー金額:24,800N$(約3,500N$/人)
  • 地図:

 

information centre

たまたま入ったインフォメーションセンターです。緑色の壁が目印です。

申し込み当初、宿泊、保険、ガソリンなど全て込みの値段で2,470N$/人を提示してきたので、ここに決定しました。
はっきり言ってこの会社は使わない方が良いでしょう。

車の故障が2度起きる(準備不足)、ガイドとドライバーの連携が取れていない、ガイドブックに載っているような情報を知らないなど、全てがダメダメでした。さらには出発当日の朝に別途保険料や宿泊代などの謎の追加請求(約1,360N$/人)をしてきました。私たちも日程をずらせなかったのでしぶしぶ受け入れることができなかったのです。

  • ツアー金額:26,800N$(約3,800N$/人)
  • 地図:

 

ツアー内容詳細

ツアー会社に申し込むときには、行きたい場所とルート、泊数を自分たちである程度考えて話をしました。これが正しいルートか分かりませんでしたが、話がスムーズに進んだように思えます。

ツアールート(提案)

  • 泊数:3泊4日
  • スポット:Dune45、デッドフレイ、スケルトンコースト、ムーンランドスケープ、ケープクロスシール
  • ルート:
    1日目 ウィントフック → ムーンランドスケープ → ケープクロスシール → スワコップムント

    2日目 スワコップムント →スケルトンコースト → スワコップムント
    3日目 スワコップムント → Dune45(夕日) → セスリムキャンプサイト
    4日目 セスリムキャンプサイト → デッドフレイ(朝日) → ウィントフック

ツアー会社にこのようなルートを持ち込んだんですが、どこに相談しても反対周りのルート(砂漠から周るルート)を勧められました。こっちのほうが周りやすいのか、詳しい理由は分かりませんでしたが、どの会社も下のようなルートを提案してきました。

ツアールート(ツアー会社推奨)

  • 泊数:3泊4日
  • スポット:Dune45、デッドフレイ、スケルトンコースト、ムーンランドスケープ、ケープクロスシール
  • ルート:
    1日目 ウィントフック → Dune45(夕日) → セスリムキャンプサイト

    2日目 セスリムキャンプサイト → デッドフレイ(朝日) → スワコップムント
    3日目 スワコップムント → スケルトンコースト → マイル72
    4日目 マイル72 → ケープクロスシール → ウィントフック

ルートが逆回りになったことと、ムーンランドスケープが無くなりました。理由は「別に見なくても良いんじゃない?」というツアー会社の勧めによります。ただ時間があれば行くという感じで決めました。

セスリムキャンプサイトから砂漠へ行くときの注意事項

ナミブ砂漠に行くときにはマップ上にもある「セスリムキャンプサイト」が拠点になります。

注意点1:セスリムキャンプサイトに宿泊しないと朝日は見れない

このキャンプサイトにある2つのゲートの開門時間が問題です。
1つはウィントフック側から入るためのgate1、もう1つはデッドフレイ側に向かうためのgate2。キャンプサイトはこのgate1とgate2の間にあります。gate2は日の出1時間前から開くのですが、gate1の開門は日の出とともに開きます。さらにデッドフレイはキャンプサイトから約60km先にあります。この時点で朝日が登る瞬間は見ることができません。

注意点2:gate2の閉門時間

gate2は日の入1時間後に閉門します。デッドフレイで夕日を見るのは時間的にかなり厳しいと思います。Dune45であれば日没後すぐに戻れば間に合います。

 

 

超重要!絶対確認!保険に関して

ツアー会社と契約する際に注意する点の1つが「保険」です。
車がもし事故を起こした場合、全てツアー会社(保険)持ちということ必ず確認し、かつ保険内容(車が故障した時の対応、パンクした時の対応、死亡/ケガしたときの対応など)を出来るだけ詳細に、そして”絶対に”書面(メール)で貰っておきましょう。トラブルが起きた時、ツアー会社を追求するための材料となります。

私は保険内容の詳細まで確認しなかった&口頭での説明だったため後々トラブルとなりました。トラブルの理由は車の故障(パンク)によりほぼ1日が無駄になったことです。1日分の返金を要求しましたが「パンクは保険外」という主張と、両者とも確認不足だったという結論になりました。結局私たちの時間が無駄になっただけです。

 

ツアー会社への確認事項

私が参加したツアーの旅行記をこちらのブログに書いています。

ナミビアでの10日間のまとめ!【Day228〜238 - ナミビア】
※ 記事が1ヵ月も遅れが出ているので、大きな出来事のあった日の記事だけ書きます…...

こうならないためにも!
ツアー契約時にツアー会社に対して確認しておくことを列挙してみます(反省も含め)。

  • 希望するスポットは全て組み込まれているか?
  • ガイドの要、不要
    →ドライバーのみで良い場合は伝えておきましょう。ただ「ガイドが居た方が良い」と言われることは必至です。
  • スポットだけでなく、そのスポットに行く目的を共有しておきましょう。
    →砂漠で朝日、夕日を見たい、難破船を見たいなど詳細も。
  • 朝日や夕日を見たい場合は、日の出/日の入の時間を調べておきましょう。
    →ルートに照らし合わせて、破綻していないか確認しましょう。
  • ルートで移動時間に無理が出ていないか?
    →朝から夜まで動き続けるのか?夕方には宿に到着するのか?希望を伝えておいた方が無難かと思います。
  • 宿泊ポイントはどこか?また宿泊代はいくらか?
    →これも希望する宿があれば伝えておくのが無難です。
  • 宿の部屋タイプ、設備の詳細
    →テント泊したい場合は伝えておきましょう。
    →自炊する場合は近くにスーパーがあるか、また営業時間も確認しておきましょう。
    ツアー旅程に照らし合わせて、食料をどう調達するか検討できます。
  • ドライバー&ガイドの宿泊代、食事代は含まれているか?
  • 車のガソリン代は含まれているか?
  • 各スポットの入場料、車代は含まれているのか?
    →デッドフレイは入場料+4WD車代がかかります。含まれていなければ現地払いです。
    他のスポットも入場料がかかるところがあります。
  • 各スポットのガイド、ドライバーが入場する場合は、入場料は誰が出すのか?
    →場合によっては、ガイドや(何故か)ドライバーがスポット内をついてくることがあります。
    その時は誰が支払うか詰めておきましょう。
  • 車種(人数などの兼ね合いもありますが、4WDが望ましいです)
  • 車が故障した時の対応(代替車が来るなど…)
  • 車がパンクした時の対応(代替車が来るなど…)
  • 予備タイヤは何本積んでいるか?(2本あれば安心)
  • 見積り料金から追加料金が確実にないことを確認

 

確認、確認、また確認

上にズラッと思いつくだけ書いてきましたが、まだ足りないかもしれません。ただナミビアのツアーはかなりトラブルが起きやすいみたいです(主に事故などの車に関して)。またツアー会社とは英語での意思疎通となるので、思い違いが起きやすい状況になります。面倒くさいとは思いますが、これでもか!と確認して、そして書面(メール)を入手しておきましょう。

ナミビアなんて日本から行く機会なんてそうそうないでしょうし、おそらく人生で1度の体験になると思います。それがトラブルに見舞われて、お金も戻ってこないなんてことになったら悲惨です。(それは私です…笑)

 

最後に

これでツアーに比較的安心して出発することができます。あとはガイドとドライバーの腕次第です。これはもう運との闘いでどうにもなりませんので、祈るのみです。まあ、実績十分なツアー会社であればここまでの確認は必要ないのかもしれません…。

楽しいナミブ砂漠ツアーを祈ります。

 

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