【コロンビア邦人殺害を受けて】旅行中の安全は自分で確保するしかないと思う。

旅ハック

こんにちは。

今日は先日起こったコロンビアでの邦人殺害事件について触れてみたいと思います。
この事件についてはすでに多くの旅人さんのブログ等で取り上げられ、話題にされています。私もこれから南米というところなので、少し考えてみたいと思います。

 

コロンビアで起きた事件

11月19日、コロンビアのメデジンで日本人男性が殺害されるニュースが流れました。

被害者の男性は、メデジンという都市で強盗に遭い、そして奪われたものを取り返そうと犯人を追いかけたところ発砲された。と報道されています。痛ましい事件です。

事件は19日午後4時ごろ発生。歩いていた際に2人組に携帯電話などを奪われた井崎さんは犯人を追い掛け、追い付いた際に撃たれた。銃弾2発を受けたという。

井崎さんは19日にメデジンに到着し、市内のホテルに宿泊していた。ホテルによると、食料品などを買うために外出して被害に遭ったという。

引用:http://www.sankei.com/affairs/news/161121/afr1611210014-n1.html

 

優先すべきは命である

旅行において、これは誰もが知っているし、そしてそのための行動をしていると思います。おそらく被害者の男性もそうしていたのではないでしょうか。ただ1つ、行動の選択を間違ったために命を落としてしまったのです。

私はまだ旅先で強盗や盗難の被害に遭ったことはありません。もし自分が同じ状況にあったら命を優先して行動できるでしょうか?
相手が武器を見せて脅してきたら諦めます。相手が武器を見せないままモノを盗って行ったら…おそらく迷います。自分の大切なデータが入ったスマホやタブレットをみすみす逃したくない心理が働くと思います。

私は今回のこの事件で、再確認ができました。
「最も優先すべきは命である」

相手の目的が自分の命でない限り「無抵抗」が最善の策であると感じました。お金とモノは後からでもどうにでもなります。

 

まずは現地の情報収集

自分が犯罪に巻き込まれるかどうかは”運”としか言いようがありません。自分が被害に遭う確率が低いか高いかなだけです。
その確率を下げるために我々は様々な対策を打ちます。

一番の対策は情報収集。危険と分かっている地域には近づかない。外務省HPに海外安全情報があります。
⇒外務省 海外安全ホームページ

今回起こったメデジンはレベル1(十分注意してください)の地域でした。東南アジアのタイ バンコクと同じレベルです。
その次は地域レベルでの情報収集。街の中にも比較的安全な場所(通りなど)と、”旅行者が近づいてはいけない”場所が存在します。それは現地の人に聞かなければ分かりません。ホテルスタッフ等に聞いて把握しなければなりません。

 

安全はお金で買えるかもしれない

次に移動手段の選択。徒歩で行くのか、タクシーで行くのか、バスで行くのか、飛行機で行くのか。昼に移動するのか、夜に移動するのか。

そして移動手段の選択に付きまとってくるのが「お金」
危険な(と予測される)地域を旅行するときには、お金と安全が天秤に乗ります。安く済ませたい人やローカルな旅をしたい人は、現地の人と同じ移動手段を使ったり、夜行バスに乗ったりすると思います。
私は数千円程度で安全が買えるのであればそちらを選びますがね…。もう一度言いますが、お金なんて後からどうにでもできますし。ただローカルな移動手段も、現地の人との交流だったり、思いがけない景色だったり、意外と面白いのです…。どう選択するかですね。

安全と思われがちなタクシーも絶対安全とは言えません。
数年前にエクアドルで流しのタクシーに乗った夫婦が強盗に遭い、男性が殺害される事件もありました。確かにホテルで呼ぶタクシーは少し割高になりますが…。

 

旅行中の安全は自分で確保する

私たちは幸い、旅行中に身の危険に晒されたことはまだありませんが、この先は分かりません。それはもう運任せであり、巻き込まれる確率をいかに低くするかに力を使うしかありません。それでも巻き込まれてしまったら大人しく従うことです。大抵の強盗の目的はお金であることを忘れてはならないと思いました。

もちろんお金を大切に使う・守ることも必要ですが、何より安全に旅行できることが一番大切ですね。

 

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