こんにちは。
最近話題となっているイランの美しいモスク、ナスィーロルモスク(通称:ピンクモスク)に8月行ってきました。ネットで見る美しい景色が広がるのか!と思っていましたが、残念ながらそうではなかったのです…
では、いきましょう。
ナスィーロルモスクとは
ナスィーロルモスクはイランのシーラーズという街にあるモスクです。
ピンク色のタイルが多用されている事から、ピンクモスク、街のシンボルで床のタイルにも使われている薔薇の花から、ローズモスクとも呼ばれる。
ガージャール朝の統治者 Mirzā Hasan Ali (Nasir ol Molk)の命令によって、1876年から1888年にかけて建てられた。現在も Nasir ol Molk寄付財団による管理の下で使用されている[1]。引用:wikipedia
このモスクは、朝日がモスクに使われているステンドガラスを通り、床にカラフルな模様が映し出される光景が美しい!と有名になりました。私もそれを見たくてシーラーズ訪れ、早朝にモスクを訪れたわけです。
あの光景が見たければ、夏に行くべきでない!
ステンドガラスの光が床に投影されるのは、朝早くの時間と限られているので8時開門に合わせてモスクに向かいます。
無事に8時開門と同時に入場。最初は中庭があります。
そして目的の場所へと着きました。…が、そこには意外な光景が広がっていました。
想像していた光景と比べると、光の通りが何ともショボい。よく見る画像の通り、もっと床全面に光が広がっているのかと思っていました。
それでも綺麗と言えば綺麗なんですが…
※想像していた画像は「イラン ピンクモスク」と検索すれば出てきます。
要因は2つ。
- 夏は朝日が高い位置にあり、ステンドグラスが映し出される時間が短い
- 暑さ対策のためか、ステンドグラスの下側全面にカーテンが掛けられていて全く光が通らない
【1】について
モスクは朝8時から入場可能ですが、夏はその時間でも太陽が高くなっていました。これでは光がステンドガラス全面を通る時間はかなり短くなります。
【2】について
これが大誤算だったのですが、ガラス下側(3分の2ほど)にカーテンがかかっていて全く光が入ってきていませんでした。しかもこのカーテンは開けられないようにガッチリ針金で固定されていたのでお手上げです。
暑さ対策のためとはいえ…何とも言えない気持ちでした。
結構期待して行ったんですが、思わぬガッカリスポット化してしまいました。
私の他にも日本から短期で旅行に来られている方も数名いましたが、みなさん「なんかガッカリ…」という感想でした。
最後に
タイトルにも書いていますが、ピンクモスクで”あの光景”を期待するのであれば、冬に行きましょう!
たまたま出会ったイラン人のガイドさんに写真を見せてもらいましたが、やはり冬は光が全面に広がってとても美しい光景が撮られていました。
最後にもう一度。冬に!!
詳細情報
- 営業日:毎日
- 営業時間:8:00~11:30 / 14:30~17:00
- 料金:15万リアル/人
- 住所:Fars Province, Shiraz, Lotf Ali Khan Zand St
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