こんにちは。
今回はアンマンからイスラエルのエルサレムへの陸路移動方法をお伝えします。(2016年8月頃の情報です)
ヨルダン側の移動はJETTバスが便利
Allenby bridgeを通る場合、ヨルダン側の国境内でJETTバスによる移動が必要になります。もちろんタクシーでも国境まで行けるんですが、国境内の移動はJETTバスに乗り換えが必要なので、タクシー料金+JETTバス料金(7JD)がかかります。
アンマン市内から国境(Allenby bridge)までJETTバスが運行しています。このJETTバスを利用する利点は「国境内の移動も同じチケットで移動できる」というところです。アンマンから国境までのバスは10JD/人です。
アンマン市内から国境(Allenby bridge)まで
アンマンのJETTバスターミナルはAbdaliオフィスです。宿からはタクシーで向かい3.5JDでした(相場は2.5JDぐらいらしいです)。チケットは公式HPより予約ができます。料金は10JD/人。
このバスターミナルから7:00発。少し小さめのバスに数人程しか乗っていませんでした。約1時間で国境まで到着。
JETTバス
- 出発時刻:7:00
- 料金:10JD/人
- 所要時間:約1時間
ヨルダン出国
ヨルダンの出国は荷物検査はありませんでした。
建物は入って左に出国スタンプを押す窓口があります。その窓口でパスポートと出国税10JDを預けます。パスポートは後ほど国境内JETTバスで返却されます。
窓口にパスポートを預けた後、国境内JETTバスに乗ります。バスが来ていない場合は待ちましょう。アンマンからJETTバスで来た場合は、そのチケットを見せれば無料で乗れます。そうでない場合は7JD/人の支払いが必要です。私は取られませんでしたが、荷物も1.5JD/個?必要かもしれません。
人が集まるまで待ってバスは出発します。私は8:00ごろに国境に到着して、バスが出発したのは9:30ごろでした。
JETTバス
- 料金:7JD+荷物代
※アンマンからのJETTバスチケットを持っていれば無料
イスラエル入国
バスがイスラエル側に到着すると、緊張の入国です。なぜ緊張しているかというと、私はイランに入国した履歴があるからです。
イスラエルと周辺のアラブ諸国(イスラム諸国)は仲が悪く、それがなぜか旅行者にまで影響しています。迷惑な話です。
まずは荷物検査。私はナイフが入っていたので何の目的か聞かれ、クッキングと答えました。
次にイミグレ。パスポートを見られ予想通りイランに行った理由などを聞かれました。普通に”観光”と答えましたが、止められてその辺で待っててと指示されました。
待っている間に2度、個別に男性職員から質問を受けました。質問内容は以下の通りです。
1度目の質問
- 入国の目的は? →観光
- 滞在日数は? →約1週間
- 職業は?
- 会社の名前は? →○○
- 去年行った国は? →中国だけ
- その国に行った目的は? →お仕事で。
2度目の質問
- 入国の目的は? →観光
- 滞在日数は? →約1週間
- 職業は? →エンジニア
- 会社の名前は? →○○
- ウズベキスタン、トルクメニスタン、イランに行った目的は? →観光
- “イラン”でエンジニアだったの? →違います。”日本で”エンジニアでした。
- (長期間旅行してるけど)どれくらい旅行してるの?
- 仕事はどうしてるの? →元エンジニア、今は仕事していない
- お金はどうしてるの? →貯めたお金で
こんな感じでした。2度目の質問は確認と、イスラム諸国に行った理由などを聞かれました。(やましいことがなければ)普通に答えていれば特に問題ないと勝手に考えています。
入国までに3時間ぐらいかかりましたが、無事入国できました。ここにはWiFiもあったので快適に過ごせました。笑
イスラエル国境からエルサレム市内まで
国境からエルサレムまではシェルートと呼ばれる乗り合いバンが出ています。チケットは15JD/人(もしくは45シュケル/人)です。荷物代3シュケルもこの料金に含みます。
約1時間でダマスカス門前に到着します。
シェルート
- 料金:15JD/人もしくは45シュケル/人
- 所要時間:約1時間
最後に
以上、ヨルダン-イスラエル国境越えの情報でした。イスラエルは確かに厳しい質問を受けますが、堂々と答えていれば変なことしてなければ問題ない思います。
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