こんにちは。
お祭り好きの皆さん。
そろそろスペインのトマト祭りの準備をし始める時期ではないでしょうか?今回はトマト祭りに参加するための準備や対策をお伝えします。
トマト祭りとは
スペインで行われるトマト祭りとは、ただただトマトを投げ合うという単純なお祭りです。正式には生ハムがあったりなどあるようですが、ほとんどの参加者はそんな事気にしていません。ただトマトをぶつけ合うことだけに専心しています。
ラ・トマティーナ(西:La Tomatina)は、スペインバレンシア州の街、ブニョールで8月の最終水曜日に行われる収穫祭。日本語では「トマト祭り」。祭りの間だけは、世界中から街の人口の倍以上の人が集まり、互いに熟したトマトをぶつけ合う。
引用:wikipedia
お祭りが行われる場所は
トマト祭りの開催場所は、スペイン西部のブニョールという街です。このトマト祭りで一躍有名になりました。
トマト祭りに参加するための準備
トマト祭りに参加するために、事前に準備しておくことがいくつかありますので、まずはそれを紹介します。
- 宿を押さえる
- メンバーを募る
- チケットを購入する
- 必要な持ち物とは
まずはともかく、宿を確保すること
トマト祭りには世界中から観光客が一気に訪れます。そのため直前にブニョールの街の宿を確保しようとしてもほぼ不可能に近いです。また小さい街のため宿の数もあまりないので、近くの街のバレンシアに泊まると良いでしょう。
バレンシアはスペインの中でも大きな観光の街の1つで宿の数に関しては申し分ありません。さらに宿泊代もバレンシアのほうが安いところが多いです。移動に関してはブニョールまで電車で1時間弱、片道4~5ユーロで行けるため、祭り当日の朝でも十分行ける距離です。
宿泊先を選ぶとき、一緒に行くメンバーが居る場合は1室丸々貸し出しているアパートメントタイプを借りると、比較的割安で宿泊できます。そして予約キャンセル無料の宿を今すぐ押さえてしまいましょう。引き延ばすとどんどん無くなって行きます。宿泊人数などは適当で大丈夫です。
予約の時はBooking.comやAirbnbを使うと便利です。
一緒に行くメンバーを募る
お祭りは1人でも参加できますが、友達などと複数人で行った方がより盛り上がれます。都合で1人でしか行けない…という人は地球の歩き方 旅仲間募集掲示板でメンバーを募っていることがありますので、それに乗っかるのも良いでしょう。
私もこれを利用してメンバーを募りましたが、結構すぐに集まりました。そして直前になるにつれて、声をかけてくれる人が多くなっていきます。なので前述した宿の人数は気にしなくても、たいてい集まってくると思います。
チケットを購入する
トマト祭りに参加するにはチケットが必要です。一昨年までは5月頃には発売されていたようですが、昨年はギリギリまで発売されませんでした。発売開始のタイミングは今年はどうなのでしょうか?公式HPを監視しておくしかないでしょう。
チケットは種類が多くあります。入場のみのチケットやTシャツ付き、移動付きなどいくつかあります。入場のみの場合は昨年は10ユーロ/人でした。ネットで購入するとメールでコードが送られてきます。祭り当日にそれとチケットの引き換えになりますので、必ずオフラインでも見れるようにしておきましょう。
チケット購入出来なかった人も大丈夫です。当日チケットも売られています。ただしかなり並ぶので、早めに行くことをお薦めします。料金は同じく10ユーロでした。
ストラップのようなものを腕につけます。
持っていくもの
当日持っていくものは必要最低限にしましょう。とりあえずこれだけあれば十分です。
- 着替え(Tシャツ)
- パスポートコピー
- 防水カメラ
- お金(必要な分だけ)
- チケット(スマホなど)
当日の服装はTシャツ、短パン、靴で行きましょう。お祭り後はトマトの匂いが消えないので、全て捨てても良いもので行くのが正解です。安全のためサンダルではなく、靴を履いていったほうが良いです。スペインで5ユーロぐらいの靴を売っていたので、それをお祭り用に買って参加しました。ゴーグルはあれば便利ですが、なくても大丈夫でした。
またお祭り後は、シャワーを浴びて濡れたままだと冷えてくるのでTシャツの替えが1枚あったほうほうが良いと思います。
お金やスマホはチャック付きの袋に入れるなど、濡れない工夫をしてください。
会場では有料で荷物を預かってくれるところがたくさんあります。複数人で1つにまとめて預ければ1ユーロ/人ぐらいで利用できるので、利用するのも1つの手です。
バレンシアからブニョールへの行き方
お祭り当日。バレンシアに宿泊している人は、朝からブニョールへ向かうことになります。
バレンシアからはEstació del Nord駅やSan lsidre駅などからブニョール駅まで1本で行くことができます。駅までは人数が居ればタクシーで向かうのが便利です。メーター制なので安心です。
バレンシアからブニョールまでの電車の料金は4~5ユーロ/人です。当日はお祭りに行く人がたくさん居るので、みんなについて行けばなんとかなるはずです。時間帯にもよると思いますが、行きの電車はそこまで混雑していませんでした。
会場へ移動する
駅からお祭りの会場までは少し歩きます。会場までの道のりには、音楽隊が演奏していたり、お酒(サングリア)や軽食を売っていたりとお祭りムードが高まっています。この時からすでに酔っぱらって、お酒をかけてくる人がいます。笑
途中のお店で荷物を預かってくれるところがありますので、荷物がある人は預けてしまいましょう。大体3~5ユーロ/個でしたので、複数人で1つにまとめて預けるとお得です。
お祭りに参加する!
あとはお祭りに参加して、楽しむだけです!
出来るだけ人が集中している所に入っていくと、よりトマトが飛んできて楽しめるのではないかと思います。
トマトを投げ合う時間はそこまで長くはありません。乗り遅れないように集中して、楽しみましょう!
固形のトマトを投げ合うというよりは、つぶれたトマトを掛け合うような感じでした。人気になりすぎて、人に対してトマトの量が足りないのでしょうか?
それでもめっちゃ楽しいです。
お祭りのあと
お祭りが終わったらシャワーを浴びましょう。
街の人たちがホースを貸してくれたりしますが、有料の所もあれば無料のところもあります。どんなに頑張ってもここで全てのトマトは落とすことができませんので、とりあえずこの時は簡単に洗い流す程度にしておきましょう。またシャワーを浴びた後は、結構寒く感じます。着替え1枚を持ってきておいた方が良いかもしれません。
帰りの電車は混雑します。みんなびちょびちょのまま乗るので、座席が濡れていたり、車内がトマト臭かったりしますが、この日だけは許されるのでしょうかね…。
宿に帰ったら、シャワーで全身のトマトを洗い落としましょう。シャンプーは2,3回してもまだ時々ほのかにトマト臭がするほど落ちませんので、諦めて時間が経つのを待ちましょう…。着ていた衣服類は全てゴミ箱へ。
お祭り後の数日は、病気に注意!
トマト祭りに参加した人は、風邪や発熱などを発症しやすいみたいです。汚いトマトが口に入ったり、粘膜から入ってきたりするからだと思いますが、祭り後数日間は病気に注意してください。私も喉と鼻をやられました…。
最後に
一躍有名となったトマト祭り。おそらく行きたい方はたくさん居られるでしょう。お祭りの準備をしっかりとやって存分に楽しみましょう!
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