こんにちは。
ヨーロッパで一番高い場所にある駅はどこかご存知ですか？
そうです。スイスにあるユングフラウヨッホ駅です。スイスを訪れる観光客は必ずと言っていい程訪問する、超有名な観光スポットです。
今回はそのユングフラウヨッホについて紹介します。
ヨーロッパ最高の登山鉄道「ユングフラウ鉄道」
アイガー、ユングフラウ、メンヒと4000m級の山が連なり、絶景が広がる場所に山をグングンと登っていく登山鉄道があります。それがユングフラウ鉄道です。真っ赤な車体が印象的で、山に残る白い雪とのコントラストが綺麗でそれだけでも絵になります。
ユングフラウ鉄道はヨーロッパでもっとも高い場所を走る鉄道で、全長9.3kmで全行程約50分と少し短めの行程です。アルプスの山はかなり勾配がきついため、ゆっくり力強く登っていきます。
ユングフラウ鉄道の最終駅がユングフラウヨッホ駅で、ヨーロッパで一番高い場所(3454m)にある駅として知られています。
ユングフラウ鉄道へのアクセス
ユングフラウ鉄道の始発駅はクライネ・シャイデック(Kleine Scheidegg)駅となります。なのでクライネ・シャイディック駅まではスイス鉄道で行きます。
インターラーケン・オスト(Interlaken Ost)駅から
ベルンやチューリッヒ方面から来る人は、この駅を通過します。だいたいこの駅を拠点とすることが多いでしょう。
インターラーケン・オスト駅からクライネ・シャイデック駅までは直通の電車があります。ラウターブルンネン駅にも停車します。
所要時間は約1時間15分、30分に1本ぐらいの頻度で出ています。料金は20.7スイスフランです。
グリンデルワルト(Grindelwald)駅から
グリンデルワルト駅からも直通の電車があります。
所要時間は約30分で、こちらも30分に1本ぐらいの頻度で出ています。料金は15.5スイスフランです。
ユングフラウ鉄道の料金は？
ユングフラウ鉄道の料金はクライネ・シャイデック駅から片道31スイスフランです。残念ながらこの路線ではHalf-Fare TravelCardなどの割引が効きませんので定額購入のみとなります。
下の公式HPで時刻表や料金などの検索ができます。
⇒SBB公式HP
ユングフラウヨッホ駅には何があるのか？
ヨーロッパ最高地点のユングフラウヨッホ駅には一体何があるのかというと、スフィンクス展望台という展望台とトップ・オブ・ヨーロッパ(Top of Europe)という施設があります。
まずスフィンクス展望台はユングフラウヨッホ駅よりさらに117m高いところにあり、ユングフラウ山頂付近の絶景を360度見ることができます！基本的に一年中雪が解けずに残っている場所で、雲が下に見えたり、鳥が飛んでいたり、日本では決して見れない景色が広がっています。
展望台には意外にもフリーWiFiがあるので、ここから家族や友人へ電話してみるなんてことも可能です。
トップ・オブ・ヨーロッパは飲食店やお土産屋などの複合施設となっていて、山頂での食事などが楽しめます。物価の高いスイスの中でも随一の物価の高さが見どころです。笑
スイスのチョコレート会社のリンツも、ここに店を出していましたよ。
ユングフラウヨッホに行くときの服装は？
駅は標高3454mの富士山山頂より高い位置にあるので夏でも寒いくらいあります。夏の場合は晴れていれば若干暖かいのですが、それでも気温は1桁台ですので防寒は必ずしていきましょう。
また晴れていると日差しが強く、雪からの照り返しもあるので日焼け止めやサングラスを持っていくと良いと思います。
高山病にも注意！
さらにこの標高は人によっては高山病になる可能性もあります。不安な方は事前に医師に高山病予防の薬を処方してもらって持っていきましょう。
高山病かなと感じたら、ゆっくり行動をして、水をがぶ飲みせずに小量ずつこまめに飲みましょう。そして横にはならずに多少辛くても座って休むことが大事です。
最後に
ヨーロッパ最高の駅を是非体験してみてください。そこに行くまでにも大自然の絶景が広がり、圧倒されること間違いなしです！私の一押しスポットでもあります！
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