毎年2月の旧正月に台湾の平渓で行われるランタン祭り。
ランタン祭りはディズニーのラプンツェルのモデルとなったと言われているお祭りです。真っ暗な夜空に、ランタンの灯りが浮かぶ姿はとても綺麗で幻想的です。今回は台北で行われるランタン祭りへの行き方と参加方法について書いていきます。見るだけより参加した方が絶対に楽しいです!参加は無料です!
※2016年の情報です。
平渓ランタン祭りについて
このお祭りは毎年2月の旧正月に3日に分けて行われます。2016年は2月11,14,18日に実施されました。時間はどの日程も18時~。
3回の日程で違うことは、飛ばすランタンの数。初日は480個、2日目は1400個、最終日は1600個と増えていきます。なので必然的に初日が1番人が少なく、最終日が1番人が多くなるようです。もちろん沢山のランタンが飛ぶ姿は良いのでしょうが、人が多いのは疲れるなー…という方は初日に行くことをお勧めします。それでも人は溢れ返りますが。
私は日程の関係で初日11日のランタン祭に参加しました。
ランタン祭り会場
初日の会場は「菁桐國小」です。
2日目「平渓国中」、3日目「平渓国小」と別会場となりますのでご注意ください。
会場への行き方
会場へはMRTとローカルバス(臨時シャトルバス)で向かうことができます。
まずはMRTで「動物園駅」へ向かいます。動物園駅を出ると、会場への臨時バス乗り場の看板が出ていました。それに従って行くとバス乗り場へ到着します。ここでも悠遊カード利用可能で50元/人。もう1つポイントとして、駅→会場:50元、会場→駅は無料です!なんとも嬉しいですね!
バスに乗ってしまえば30~40分で到着します。祭りの時間に近づくにつれて道路が少し混雑していた気がします。時間に余裕をもって出発してください。(午前中はすいています)
注意
駅の係りに祭りの移動方法に聞くと「今年からシャトルバスは無くなった」と言われたという人もいました。色々情報が錯綜していました。来年以降はどうなるか分かりませんので、現地で1度確かめることをお勧めします。
祭りへの参加方法
チケットをゲットする
上に祭りには無料で参加できると書いていますが、先着順です!参加するには整理券をゲットしなければなりません!整理券を配り始めるのは10時半です。なので…朝一で1度会場へ向かいます。バスは朝から1日中動いています。私達は午前10時前に到着し、既に200人ぐらい並んでいましたが、無事ゲットできました。
列に並んでいた時に、前に居た台湾の方に少し教えてもらったことがあります。
- ランタンは時間ごと8組に分けて飛ばす(60個x8組)
- 各組ごとに願いが込められている
- どの回に飛ばすかは自分で選べる
自分に合った願いの時に…と思うのですが、現実を考えると早く参加して早めに帰れるほうが人が少なくて良いかも…しれません
- ランタンには願い事を書いてから飛ばす
時間をつぶす
整理券を無事ゲットしたら、祭りまで時間をつぶさなければなりません。その辺りを観光しても良いし、一旦台北に戻っても良いし。私は台北に戻りました。
祭りに参加する
祭りは18時開始です。写真を撮りたい方は早めに行きましょう。ギリギリに行くとベストポイントはほぼ押さえられているか、もしくはもう人で溢れています。三脚はあってもなくても良いと思います。ランタンの上がる速度が結構速いので、手持ちの方が対応しやすいかなと思います。
整理券に書いてある組の前の前の組がランタンを上げているときには、集合場所に向かっておきましょう。
組の番号を書いたプラカードを持ったスタッフがいるので、その後ろに付いて行きます。そして待っている間、会場に入った後の自分の立ち位置(番号)を伝えられます。会場では地面にその番号が書いてあるところに立ちます。会場入りするとランタンとペンが配られ、願い事をランタンの全面に書き込みます。私は1面だけで良いと思っていたので結構焦りました。急かされると意外と願い事が浮かんでこないんですよね…なので書いた願いの1つは「世界平和」。
カウントダウンでランタンを上げます。自分の願いを書いたランタンが夜空に浮かんで消えていくのは何とも感慨深いものでした。見るだけではなくて参加して本当に良かったと思います。
なんか1つ途中で落ちていたものもありましたが、私のではないことを願います。笑
会場からの帰り方
会場からは無料シャトルバスで帰れます。が、20時前の時点でもう人がごった返して動かない状態で、バスに乗るにも1kmほどの行列ができていました。バスの列は左と右で分かれていたのですが、左が「立ち」、右が「座り」でした。立ちは比較的スルスル動くのですが、座りの列はほとんど動きませんでしたね。私は「立ち」で帰りました。
最後に
一斉に打ちあがるランタンは非常に美しいです。でも参加したほうがもっと楽しく過ごせると思います!来年以降、参加される方はぜひ参考にしてみてください。ちなみに、会場周辺ではお金を払って個人で打ち上げている人もいました。
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