こんにちは。
今回は、タジキスタンのドゥシャンベからウズベキスタンのサマルカンドまでの移動方法をお伝えします。(2016年7月ごろの情報です)
サマルカンドまでの道のり
この区間の道のりは、以下の様になりました。
- ドゥシャンベ市内 ~ タクシー乗り場 : タクシーorバス
- ドゥシャンベ ~ 国境 : タクシー
- 国境 ~ サマルカンド : シェアタクシー
ドゥシャンベ市内からタクシー乗り場まで
私はHello dushanbeに宿泊していたので、アイニ―通りに出て8番のルートタクシーを捕まえ、タクシー乗り場まで向かいました。
8番バスもタクシー乗り場まで通っているようです。
国境行きのタクシー乗り場はココ↓
乗り合いルートタクシー(8番)
- 値段:3ソモニ/人
- 所要時間:15分程
バス(8番)
- 値段:1 or 1.2ソモニ/人
ルートタクシーは外観は普通の車で、通るときにチラッと番号札を見せてきますので乗りたい番号であれば停めればOKです。
タクシー乗り場から国境
ここから国境まではシェアタクシーで向かいます。トゥルスンソダという街まで向かう予定でした。
トゥルスンソダでドライバーから、国境まで45ソモニ/2人でどうだ?という提案があり、断ったのですが連れて行かれました。
シェアタクシー
- 値段:22.5ソモニ/人(ドゥシャンベからトゥルスンソダまで)
- 所要時間:45分
相場は以下の様です。
シェアタクシー
- タクシー乗り場からトゥルスンソダ:10ソモニ/人
- トゥルスンソダから国境:5~10ソモニ/人
タジキスタン出国
出国時には、入国した時に書いた申請書が必要です。その他は特別なことはありませんでした。
⇒タジキスタン入国について
ウズベキスタン入国
ウズベキスタンの入国はかなり面倒くさいです。覚悟して臨んでください。
所持金と所持品(主に電子機器)を全て申告して、全ての荷物を出して検査を受けなければなりません。
申告書の記入
申告書には主に以下の内容を記入します。
- 他国のものも含め所持しているお金を全て記入します
- 電子機器類(PC、スマホ、タブレット、カメラなど)を記入し、大体の金額を記入します
- 氏名、国籍等の基本情報
この申請書を2枚(1枚はコピー用らしいですが、手書きです)書きます。ハンコを押されて1枚返ってきますので、出国時まで必ず持ってきましょう。(実際の出国の時は確認されませんでしたが…)
申告書の注意点
- 申告書の所持金の記入には気を付けましょう。
ウズベキスタン出国時に、入国時より多い額のお金を持っていると不法労働の疑いがかけられる(かも)からです。入国と出国の所持金額は間違えないように。
ATMがあるこの時世に、この制度は適応していない気がしますが。
荷物検査
荷物検査はカバンの中身を全て出して、1つずつ調べられます。
特に怪しいものがなければ何も言われないので、面倒くさいですが耐えましょう。薬類については何の薬か説明できるようにしておきましょう。
パソコンは中身を見られます。
中のファイル等を全て見ようとしますので、パソコンに何のファイルもない別アカウントを作っていくことをおすすめします。
さらにHDDも中身を全てチェックされます。
ポルノ、宗教関係の画像が入っているとアウトなようです。それ以外であれば何も問題ないのですが、大量のファイルが保存されている場合1つ1つ見ていくのでかなり時間がかかります。
なのでHDDと言わず”バッテリー”とでも言っていた方が良いかもしれません。
カメラのSDカードも同様です。
身体検査
身体検査は別室に行って、靴やズボンまで脱ぎます。
これらがすべて終わると、無事入国となります。私はウズベキスタンのイミグレを通るだけで1時間半ほどかかりました。
国境からサマルカンド
国境にはシェアタクシーが数台停まっているので、サマルカンドまでシェアタクシーで行きます。
タクシー1台の値段で60ドルまで交渉しました。4人乗れば15ドル/人なんですが、ここの国境は人がほとんどおらず集まりません。
私も待ちましたが、結局60ドル/2人で行くことにしました。国境からサマルカンドまでは9時間の道のりで、到着です。
シェアタクシー
- 値段:30ドル/人
- 所要時間:9時間
ウズベキスタン スムへの両替
ウズベキスタンはインフレの国で闇レートが存在します。国境でも街でも宿でも色々なところで両替ができます。(紙幣価値が下がるので外貨を入手したい)
2016年7月時点でのレートは以下でした。
- 銀行の正規レート:$1 = 2,970スム
- 国境:$1 = 4,500スム
- サマルカンドの宿:$1 = 6,000スム
- ブハラの道端:$1 = 6,500スム
国境でも両替できますが、やはりレートがあまり良くないので必要分だけにしておいた方が良いでしょう。
最後に
以上、ドゥシャンベからサマルカンドへの行き方でした。
コメント