絶対鏡張りを見たい人に。ウユニ塩湖の現地ツアーに必要なありとあらゆる情報すべてを伝えます@ボリビア

ウユニ塩湖 観光情報

こんにちは。

世界一の絶景として未だに衰えない人気を誇るボリビアのウユニ塩湖。ウユニ塩湖の現地ツアーについて徹底解説します。この記事を見て、世界一の絶景を見れる確率をグッと高めましょう!

 

ウユニ塩湖のベストシーズンは?

ウユニ塩湖の鏡張りが見れるベストシーズンは12月~3月ごろです

その理由はウユニが雨季に入るためで、雨季以外の季節の塩湖は基本的に乾いていて、白い地面がむき出しになっているので、360°見渡す限りの鏡張りは見ることができません。

鏡張りは、塩湖に数センチ程度水が溜まることで初めて見ることができるのです。

ウユニ塩湖の鏡張り

ただしベストシーズンに行けない人も心配することはありません。

塩湖には乾季でも常に水が張っている場所があり、乾季の現地ツアーではそこに連れて行かれます。雨季に比べると少し見劣りするかもしれませんが、十分に鏡張りの風景は見ることができます。

 

ちなみに、鏡張りを好んで見に訪れるのは日本人や韓国人などのアジア人ばかりらしいです。欧米系の人たちはあまり鏡張りに興味はなく、どちらかというと乾いた白い景色を見に来るようです。この辺りの好みが分かれるのは少し面白い現象ですね。

 

日本からウユニへの行き方

日本からウユニ塩湖へ行く場合は、飛行機でバリビアの首都ラパス入りが基本です。ラパスから国内線でウユニまで飛ぶかもしくは長距離バスでウユニへ向かうルートなどがあります。

ラパスからウユニの長距離バスの路線は、数社バス会社があり、ほぼ毎日出ています。所要時間は直行で行けば7~8時間で、料金は100ボリビアーノ程です。

少しでも節約したい場合は、ラパス→オルーロ(30ボリ)、オルーロ→ウユニ(30ボリ)と、オルーロで1度乗り換えると何故か若干安く行けるので、時間がある人にはおすすめです。

ラパス→オルロをバスで行き、オルロ→ウユニを電車で行く方法もあります。ただし電車は毎日出ているわけでないので日程には注意が必要です。
下のサイトから電車やバスの検索ができます。

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日本から来た場合は、高山病に注意!

日本からボリビアへ飛行機で到着する人が注意したいのは「高山病」です。

ラパスの空港の標高は4,000m、ウユニも3,700mと富士山を軽く超えて、急激に標高が上がるため高山病のリスクが高くなります。高山病の薬や水を飲むなどの対策をしておいてもかかる可能性はあります。

もし高山病のような症状が出たら無理をせず、水を少しずつ飲みながらゆっくり休むことが必要です。心配な方は少し余裕を持った日程を組んでおくことをおすすめします。

 

ウユニ塩湖へ行くには

ウユニの街からウユニ塩湖までは意外に距離があり、車で1時間ほどかかります。個人で行くのはなかなか難しく、基本的には街のツアー会社に頼んで連れて行ってもらうことになります。

ウユニ塩湖

ツアーの種類

ツアーは時間ごとに区切られていて「サンライズツアー」「サンセットツアー」「スターライトツアー」「デイツアー」の4つがあります。これらはサンライズ、サンセット、スターライトの3つは基本的に1回最大8時間のツアー、1日は最大12時間のツアーです。

後述しますが、これらのツアーは自分でカスタマイズが可能なので自分たちが見たいものに合わせてオリジナルに組んでいくのも良いでしょう。

ツアー催行人数

ツアー会社で車1台とドライバーをチャーターして最大7人で催行されます。料金は人数に関わらず一定なのでツアーに参加する人数が少ない程、1人の負担金額が大きくなります。

逆に言えば、定額で1〜2人のプライベートツアー感覚で行くことも可能です。

ツアー料金

ウユニの街からウユニ塩湖まで車をチャーターする基本の6時間程度のツアーでは、どこの会社も900ボリビアーノ(約14500円)前後でした。これらを参加する人数で割るので、最大数の7人の場合は130ボリビアーノ/人(約2000円)前後になります。そこまで高くないので、何度か行く人がほとんどです。

※2017年3月時点の価格です

 

ウユニ塩湖ツアー会社

ウユニ塩湖ツアーで有名なツアー会社は「Hodaka」で、この会社の鏡張り時期のお客さんの99%は日本人でした。日本人の行きたいところも良く知っていて融通が効きやすいですが、他の会社に比べると10~20ボリビアーノ/人ほど高いです。

ここ以外にもツアー会社はたくさんあるので、ここだけと決めつけずに色々見てまわったほうが良いと思います。

ツアー会社よりドライバーが大事!

ハッキリと言っておきますが、日中のツアーに関してはツアー会社よりドライバーが誰か?のほうがはるかに重要です。

Hodakaに頼んだからと言って全員が良いドライバー、やる気のあるドライバーという訳ではありません。トリックアート的な写真を撮るのが上手かったり、盛り上げてくれたりするドライバーと一緒に行った方が良いです。

情報を集めてドライバーを指名することも1つの手です。日本人好みな、評判の良いドライバーの情報は現地で色々流れています。宿などで一緒になった日本の方などに聞いてみましょう。

夜のみは安いツアー会社で十分

夜のみのツアーの場合は、星空撮影などがメインになるためツアー会社もドライバーもあまり関係なくなります。

とりあえず塩湖に連れて行ってくれれば良いので、安いツアー会社で問題ないとでしょう。盛り上げてくれるドライバーであれば嬉しいことに変わりはありませんが…。

 

ウユニ塩湖ツアーに参加するには

ウユニ塩湖

ツアーに参加するには2通りの方法があります。

1つは「既に組まれているツアーに参加する」、もう1つは「新たにツアーを組む」です。

 

ツアー会社に行くと壁一面に実施予定のツアーの貼紙がしてあります。
日にちと時間が合えば貼紙に自分の名前を書けばOKで、お金はツアーを組んだ人に支払えば参加可能です。7人ちゃんと揃っていれば130ボリ/人くらいの値段です(Hodakaの場合)。

行きたい日にち、時間のツアーがなかった場合は自分で新たに作ることもできます。
ツアー会社の人に言って貼紙を出してもらい、その時点でツアー全体の料金(900ボリ程度)を支払います。ベストシーズンであれば大体7人は集まるので心配はいらないかと思います。

 

ツアーをカスタマイズしてみよう

ウユニ塩湖のツアーはどの会社でも、ドライバーとの折り合いが付いて最大時間内であれば、開始時間などを自分の好きなようにカスタマイズすることができます。

例えば日中だけを楽しみたいときは9:00~15:00、星だけ見たいときは22:00~4:00など、必ずしもツアーは会社が設定している時間だけではありませんので、自分が見たいと思うものが見れる時間に照準を合わせてツアーを組んだり、参加したりすることをおすすめします。

例えば他にも、乾いている所に行かなくても良くて水が張っている所だけ行って欲しいなども可能でした。

 

とりあえず言ってみることが大事です。

 

一番重要なのは”塩湖上空”の天気

絶景が見れるかどうかの一番重要なファクターになるのが「天気」です。

とりあえず行ってみるのも大事

イメージするような綺麗な鏡張りは見るには、晴れ&風が無いという条件が必要です。さらには、ある程度雲がないと写真を撮ったときなどは何だか映えないものになってしまいがちです。

前述の通り、鏡張りのベストシーズンは雨季ということで比較的雨が多い時期になります。私が行った時も1週間雨が降り続いて、ウユニの街でずっと待機していました。こればかりはどうしようもないので祈るしかありません。

 

ただしウユニ塩湖と一口に言っても、とても広く(四国ぐらいの面積があります)ウユニの街からも離れているため、ウユニの街が雨でも、ウユニ塩湖の一部は晴れているなんてことは多くあり(逆も然り)、僅かでも晴れ間が見える可能性もあります。

時間があまりない人は、街が雨でもとにかくトライしてみることをおすすめします。

ウユニ塩湖の天気に一番近いのは「Uyuni」ではなく「Colchani」です。この地名の天気を調べると一番近い天気が表示されます。

嵐のウユニも面白い?

ウユニ塩湖

写真は嵐が去った後の夕焼けの写真です。

日中はほぼ雨でしたが、雲が去った後は意外な景色を見ることができました。これも意外と面白いのかもしれません。

夜は晴れ&半月以下が良い

夜のツアーに行く人は「必ず晴れている時」を狙っていくことをおすすめします。

夜のツアーの場合は曇りでは星も何も見えない、ただ真っ暗な中にいるだけになり正直、お金の無駄になりかねません。少し晴れ間が見えたぐらいでは星はあまり見えないと思います…。

更に言うと新月”近く”であることが望ましいです。近くというのは新月から半月前(三日月)ぐらいまで。それ以上になると月が明るくなって星が見えない可能性があります。ただ半月以上でも地平線に沈んでしまえばある程度見えるようになりますので、必ず新月じゃないとダメということはありません。

 

ツアーに持っていくものは?

ウユニ塩湖ツアーに参加するうえで必要な物を挙げてみます。

  • 汚れても良い服
  • 防寒着
  • サングラス
  • 日焼け止め
  • カメラ
  • スマホ
  • 小道具
  • 三脚
  • ライト(夜)
  • (長靴)

ウユニ塩湖

長靴はツアー会社がスタンダードなものを貸し出してくれますので、持っていかなくても大丈夫です。

服装は汚れても良い服を着ていきましょう。ジャンプしたり歩いたり、走ったりした時に塩湖の水が付くと後々真っ白になります。

写真映えを狙いたい場合はオレンジや赤、ピンクなどの明るい色の服を着ていくと良いでしょう。青や黒などは背景と同化したりするので目立ちません。さらに風船などの小道具を持っていくと写真映えします。ウユニの街で買えるので使えると思ったものは試してみましょう!

ウユニは標高が高く、塩湖内は日陰が無いので紫外線対策はしっかりとしておきましょう。日差しが痛いです。サングラスと日焼け止めは必須で、もっとしっかりと対策したい場合は長袖を着ていきましょう。

星を撮りたい場合は三脚は必須、さらに夜は全く灯りがないのでライトを持っていくと便利です。

カメラに長けた人が欲しい&最近ではドローンも

塩湖で良い写真(特に日没~夜の)が欲しい場合は、カメラに長けた人がグループに1人は欲しいところです。最近ではドローンを持ってきている人もいるようなので、そういう人らと同じグループになると面白い映像や写真がもらえるかもしれません。

 

ウユニ塩湖ツアー その他の注意点

まず1点目は「トイレがない」ということ。

最悪は塩湖内でしてしまうということはありますが、環境などを考えて出来るだけやってほしくはないです。トイレは塩のホテル内にありますが、移動するのに数十分かかってしまうので時間が無駄になります。出来る限り事前に行っておくことを強くおすすめします。

2点目は「ツアー中止の可能性」があること。

ツアーは組んだけど直前になって中止になるということがあります。

理由はドライバーが確保できない…とか色々です。お金は返ってきますがまた一から作り直しになります。複数のツアー会社の場所を把握しておいて、すぐにバックアップできるようにしておきましょう、行けないよりかはマシです。

 

最後に

以上、長くなりましたがウユニ塩湖の現地ツアーについて解説してみました。少しでも皆さんの役に立てば幸いです。

次回はウユニ塩湖 星空撮影方法について書いてみたいと思います。

絶景のウユニ塩湖の写真の撮り方、アイデアとコツ!日中から星空の撮り方まで@ボリビア【海外観光情報】 | Nantoka LIFE
こんにちは。 前回ウユニ塩湖ツアーに関して色々お伝えしました。塩湖へ行けば皆さん、必ず写真や動画を撮るでしょう。 今回はウユニ塩湖での日中や夕暮れ、星空の詳細な写真撮影方法やアイデアについて書いていきたいと思います。

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