こんにちは。
マダガスカルの観光と言えば…キツネザルとバオバブの木ですね。前回はキツネザルと存分に触れ合える場所を紹介しました。なので今回はもう一つのスポット、バオバブの並木道を紹介したいと思います。(2016年10月頃の情報です)
バオバブの並木道
バオバブの木はマダガスカルに多く生息していて、古くから精霊の宿る木として島民と密接な関係にあったようです。マダガスカルのどこにでも生息しているバオバブですが、「バオバブの並木道」は多くの木が立ち並ぶ最大の観光スポットの1つではないでしょうか。沈む夕日に照らされるバオバブの木が幻想的な風景を作り上げます。
サバンナ地帯に多く分布する。幹は徳利のような形をしており、高さは約30メートル、直径は約10メートルに及ぶ。最大のものは南アフリカのリンポポにあり、高さ47m、直径15mである。年輪が無いため樹齢を知ることは難しいが、数千年に達すると言われ、放射年代測定は可能である。
引用:wikipedia
モロンダバまでの行き方
有名なスポット「バオバブの並木道」は、マダガスカル島西部のモロンダバ(ムルンダヴァ)という街の近くにあります。ここへ行くには飛行機かタクシーブルースです。
飛行機の場合、約3時間で行けますが航空券が30,000円以上します。また毎日運航しているわけではないので日程の調整が必要です。お金に制約がない場合は飛行機で飛んだ方が断然良いと思います。
一方、タクシーブルースの方はアンタナナリボから毎日たくさんの便が出ていますが、所要時間が20時間以上かかるので結構つらいです。ただし飛行機の1/10程の料金で行けるので、安く済ませたい人にはおすすめです。
詳しい行き方はコチラの記事に書いています。
⇒【海外移動情報】アンタナナリボからモロンダバまでのタクシーブルースでの行き方@マダガスカル
モロンダバからバオバブの並木道まで
モロンダバの街からバオバブの並木道に行くにはツアーに申し込むか、個人で行く場合はタクシーチャーターなどが一般的です。モロンダバの街から並木道までは20km近くありますので、歩いて行くのは不可能です
ツアーについては現地(モロンダバ)の街中にもあるようです。なので事前にアンタナナリボ発のツアーに申し込むか現地で申し込むか。「Baobab Avenue tour」など検索すれば結構出てきます。日本人がモロンダバに着くと、どこからともなくツアーの客引きが勝手に来るようです。ソニーさんと言われる方が有名なようですが、私は会いませんでした。
さて、個人で行くガイドが必要ない方は街中でタクシーチャーターして行く方法があります。
私はこの方法で行きました。ただし今から記載するのは「並木道(サンセット)のみ」の街との往復料金です。”愛し合うバオバブ”や”世界最大のバオバブ”を見たい方は、1.5~2倍の料金がかかると予想しています。
私はタクシーをチャーターしたかったんですが事前調査より高く、値下げもしてくれなかったのでトゥクトゥクで行きました。33,000アリアリ/台(ガソリン代込み)でした。別途バオバブの並木道周辺での駐車場代2,000アリアリがかかりました。街から並木道の入り口まで約40分です。
2年前の情報ですが、食寝飲笑さんのブログでは以下のように書かれています。私も参考にさせて頂きました。
「バオバブ並木道→愛し合うバオバブ→サンセット時にまたバオバブ並木道」というプランで約6時間、タクシーをチャーターして60,000AR程度。
引用:食寝飲笑
トゥクトゥク
- 料金:33,000アリアリ/台 + 駐車料金 2,000アリアリ
- 所要時間:約40分
- 夕日が沈むまでその場で待機しておいてもらいました
バオバブの並木道の風景
15時頃に街を出発して、16時頃には到着しました。
ここからはずっとこの先何キロも1本道が続きます。その両側にいくつものバオバブの木が生えていて、形も様々です。よく違う惑星に来たみたいと例えられますが、まさにそんな感じです。自分の視界だけ切り取ると異惑星感がありました。
この道は地元の人たちが行き交う道でもあります。すれ違う人に「サラマー(こんにちは)」と挨拶すると笑顔で返してくれます。逆に向こうから言ってくることもあり、フレンドリーな人々です。途中、写真を撮ってと少女たちに言われました。撮った後はお金を要求されるので注意しましょう。あげませんでしたが。
18時頃に目的の夕日の時間となりました。少し雲がかかっていましたが十分に綺麗な景色でした。晴れていればもっと赤く染まる空が見れたかもしれません。
帰りは待ってもらっていたトゥクトゥクにホテルまで送ってもらい、終了です。2時間並木道に居たんですが、正直そこまで時間は必要ありませんでした。夕日までに1時間ほどあれば満足できると思います。
最後に
いかがだったでしょうか。人生で一度は見てみたいバオバブの並木道の紹介でした。
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