こんにちは。
モアイのあるイースター島で毎年1年に1回実施されるお祭りがあるのはご存知でしょうか。
私が何も知らずにイースター島を訪れたときがちょうどその時期と被っていました。お祭りの全部は見れていないのですが、意外と面白かったので紹介したいと思います。
みんな知ってるイースター島を復習
イースター島は南米の国チリの領土です。チリ本土から飛行機で5~6時間、太平洋にぽつんとある小さな島です。
イースター島への飛行機はLAN航空の飛行機が週3~5日飛んでいます。料金は時期などによって変動しますが、私が行った2月初めごろは20,000円/人ほどでした。
イースター島の第一印象と言えばモアイ像がある島。島全体にモアイ像が点在していて大きな観光スポットになっていますが、モアイ像は未だに謎だらけ、解明されていないことが多いと聞きます。
お祭り「タパティ・ラパヌイ」について
イースター島で年に一度開催されるお祭りは「タパティ・ラパヌイ」と呼ばれています。
イースター島のラパヌイと言われる文化を後世に伝えていくために1970年代から開催されるようになったお祭りで、最近ではこのお祭りのためにイースター島を訪れる観光客も増えているようです。
ただまだまだ日本人にはあまり浸透していないようで、知らずにイースター島へ来て、現地でお祭りの存在を知るという人も多いようです。(私がそうでした)
お祭り「タパティ・ラパヌイ」の詳細
お祭りの内容
祭りでは色々な競技が島のいたるところで実施されます。例えば海では藁のような植物で作られたカヌーに乗って順位を争ったり、地上では乗馬や槍投げなど多種多様な競技があります。某テレビ番組(イッテ…)でも以前放送されたバナナの木のそりで急勾配の坂を滑るというのも、この祭りの競技です。
他にもイースター島の伝統的なダンス「カリカリダンス」や、フィナーレには島のメイン通りでボディペイントをしてパレードなどもあり、開催期間中は島全体が盛り上がります。
開催時期・期間
お祭りが開催される時期は1月末~2月上旬にかけて1週間ほどです。その年によって若干変わってくるので、事前に調べないと正確な日にちは分かりません。
下のサイトに日程が書いてありました。
開催場所
競技は島全体のいたる所でで開催されます。詳細な競技のタイムスケジュール、開催場所などは島に行けば情報を得ることができます。
祭りへの参加
基本的に祭りの競技は見学のみです。ただし最後に行われるボディペイントをしてのパレードは観光客も無料で参加可能なので、興味があれば参加するとより楽しめると思います。
ここからは私も参加した最終日のパレードの様子を書いていきます。
島民も観光客もボディペイント!
ボディペイントも競技の1つですが、ここには島民はもちろんのこと、観光客も参加することができます!
ペイントした全員を2つのチームに分けて、ペイントの出来などに1人1人に点数を付け、より点数の高かったほうが勝ちというものです。ここでは男性も女性もトップレスでペイントします。
私も最初はグダグダ言っていましたが、参加してきました。
最初に全身に赤土の泥を塗って下地を作ります。その上からボディペイントをしてもらって、自分の好きなように飾り付けてます。
飾りは無料で配っているものもあれば、売られているものもあります。やはり有料の飾りは出来も派手さも全然違います。目立ちたい人は、それで飾ってみても良いでしょう。
ペイントの採点が始まる
ペイントの採点が始まる前になると、かなりの人が集まります。みんな様々な飾りつけをしていました。
この状態から1人1人採点をしていくわけですが、全員が終わるまでかなりの時間がかかります。特に賞があるとかいう訳ではないので自分の番が終わったら、ペイントを落としても、そのままでも良いです。
ペイントは(おそらく)土や炭などの自然の素材で出来ているので、すぐに水で洗い流せます。頑固なところは石鹸を使えば綺麗に落ちます。
フィナーレはパレード!
最後は島のメイン通りでパレードが行われます。このパレードは島民がメインで踊りながらゆっくりと進んでいきます。
夕方ぐらいにはパレードは終わります。祭りの最終日には花火も上がったりするようなので、そこまで見れると良いかもしれませんね。
最後に
イースター島全体で盛り上がるタパティ・ラパヌイ。イースター島の文化も見れたりして面白い祭りです。見るだけでも十分面白いですが、興味があれば是非参加してみましょう!
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