こんにちは。
前回はメキシコ東部のプラヤデルカルメン近郊にあるウミガメと泳げるビーチ、アクマルビーチを紹介しました。
メキシコ東部の観光スポットはそれだけではありません。今回は絶景が広がるセノーテについて紹介したいと思います。
セノーテとは
セノーテはメキシコ東部のユカタン半島で多く見られる、大きな穴に地下水が溜まった絶景の泉です。地表から見れるものもあれば、完全に地下に潜った洞窟の中に出来ているものもあります。
セノーテ(西: cenote) はユカタン半島の低平な石灰岩地帯に見られる陥没穴に地下水が溜まった天然の井戸、泉のこと。泉の下層には大規模な鍾乳洞が水没していることが知られている。
引用:wikipedia
セノーテでダイビング!!
セノーテではシュノーケリングやダイビングを楽しむことができます。セノーテの水は透明度が非常に高く、高い時では100mと言われるときもあります。
ダイビングはプラヤデルカルメンやトゥルム、またはカンクンにあるダイブショップでツアーを組んでいます。移動時間などを考えると、プラヤデルカルメンやトゥルムのショップに頼むのが良いでしょう。
セノーテのダイビングは本来、地形を見て楽しむダイビングです。真っ暗な洞窟の中をライトを持ってインストラクターに付いて行きます。ライセンスはオープンウォーターでも可能な所もありますが、出来ればアドバンス以上のライセンスを持っておいた方が良いです。外から差し込む光も見れますが、それはダイビング中のほんの一部なのです。
さらに海とは違い、真っ暗、淡水で浮力が少ない、洞窟で緊急浮上が出来ない、出来るだけ砂を舞い上げないように泳ぐなどの制約があったり、技術が必要だったりします。もちろんインストラクターが付いて行くので経験の浅い方でも大丈夫かもしれませんが、基本技術は身に付けた上でチャレンジした方が良いと思います。
ダイビングが不安な方は、シュノーケリング!!
ダイビングのライセンスを持っていない方や、不安な方はシュノーケリングをおすすめします。光が差し込む景色を見るだけであればシュノーケリングだけでも十分に見ることができます!透明度も申し分ありませんし、自由に行動して楽しめます。マスクなどは街のホテルやセノーテの受付などでレンタルすることができます。
絶対に見ておきたいセノーテへは朝一の開門時間には到着しておきましょう。
理由は、セノーテの一番綺麗な状態を人が少ない時間に見ることが出来るからです。人気のセノーテには観光客がたくさん訪れます。やはり気を付けていても水底の砂が舞い上がったり、写真を撮るときに人が写ったりなど、人が多くなると微妙な感じになってきます。
なので一番行きたいセノーテを1つ絞って、朝一番のきれいな状態を目に焼き付けるようにしましょう!
メキシコ東部にはセノーテがいっぱい
メキシコにはどれくらいのセノーテがあるのか、グーグルマップで検索してみると…
検索だけでこれだけのセノーテが出てきました。(ホテルなども入っていますが…)
もちろんこの結果以上に大小いろいろなセノーテが点在しています。今回は私が実際に行ったセノーテと観光スポットとして有名なセノーテを紹介したいと思います。
グランセノーテ
メキシコの中でも最も有名なセノーテの1つです。底が見えるほど高い透明度を誇り、日本のツアーでも必ず組まれるほど有名なセノーテです。晴れた日には光が差し込み、水中から見るとカーテンの様に見える非常に幻想的な景色を見ることができます。ダイビングもシュノーケリングも可能です。
観光客が多いため、朝一で乗り込んで行きたいセノーテです。小さな魚も泳いでいたりして光のカーテンのほかにも楽しみ方はたくさんありました。
非常に綺麗なセノーテなので、是非訪れておきたい場所です!
詳細情報
- 営業時間:8:10~16:45
- 料金:150ペソ/人
- レンタル:シュノーケルマスク(80ペソ/個)、ライフジャケット(有料)あり
- 地図:
- 行き方:タクシー(一律70ペソ),コレクティーボ(一律20ペソ)
セノーテ・ドスオホス
ここも非常に有名なセノーテの1つです。2つの目という名前の通り入る穴が2つあります。ダイビングも可能で、ここに差し込む光はカーテンの様ではなく、一筋の光がスッと入ってくるようです。これはこれでとても綺麗な景色です!
さらにシュノーケリングのエリアはかなり広いため、多くの観光客が来ても混雑せずに見ることが可能です。
詳細情報
- 営業時間:9:00~17:00
- 料金:200ペソ/人
- レンタル:シュノーケルマスク(50ペソ)、フィンなど
- 地図:
- 行き方:トゥルムからプラヤデルカルメン行きのコレクティーボ(40ペソ)
セノーテ・タンカチ・ハ(Cenote Tankach-Ha)
ここからは地下の洞窟に水が溜まった地底湖的なセノーテを2つ紹介します。どちらも近くに存在しているのでまとめて行きやすいセノーテです。
まず1つ目はタンカチ・ハと呼ばれるセノーテです。地下17mの場所にあり、さらに水深が35mという、とても深くて広いセノーテです。
ここの特徴はセノーテに飛び込む台が設置してあることです。高さは5mと10mがありセノーテにダイブすることが人気のようです。もちろん非常に透明度も高く、かなり深いところまで見えます。見えてしまうが故に、吸い込まれそうで少し恐怖を感じる場所でもありました。
度胸試しに飛び込んでみてはいかがでしょうか。ここは日本人より欧米人の方が多かった印象です。
セノーテ・マルトゥン・ハ(Multum-Ha)
ここも深いセノーテです。地下18mの場所に水が溜まり、水深は最大30mあります。ここでは水の上に広いデッキが設置してあって、そこから入水できます。上から覗いてもさすがに底は見えませんでしたが、青く暗くなっているところが非常に不気味な感じでした。
水中はもちろんとても綺麗で透明度が高く、そして青いセノーテです。なぜ水がここまで青く色付くのか分からないくらい青かった印象があります。一見の価値のあるセノーテです。
セノーテ・チョー・ハ(Cenote Choo Ha)
上の2つのセノーテの近くにある3つ目のセノーテです。こちらも地下に存在していて、上の2つと似た構造のセノーテです。ここも水の透明度は申し分なく、まとめて一緒に行ってしまうと良いでしょう。
詳細情報
以上、紹介した3つのセノーテは公共交通がないのでタクシーもしくはレンタルバイクで行くことをお薦めします。
セノーテの入場券は近くにあるチケット売り場でまとめて買えます。セノーテへ続く分かれ道付近にある小さな小屋で売っていて、料金は55ペソ/ヶ所でした。
セノーテに入る前にはシャワーを浴びなければならないところもあります。管理しているおじさんにシャワーするように促されるので必ず浴びて入りましょう。
最後に
以上、メキシコのセノーテについて紹介しました。絶景のセノーテを存分に楽しんでください!
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